ファッションの楽しさって何だろう? 新しい服や小物を身につけたときに感じるあの高揚感を、今、再び思い起こしてくれるアイテムとは? ファッションライターの栗山愛以さんがひもとくブランド連載。第2回は〈セリーヌ〉をピックアップする。
多様な要素がひとつに収斂している〈セリーヌ〉
〈セリーヌ〉といえばバッグ、という人は多いかもしれない。一番アイコニックなのは、やはり「ラゲージ」だろうか。秋の新作は、遊び心のあるタータンチェックのフェルト製(下)だ。
「クラスプ」は50〜60年代を思わせるクラシックなムード。フォーマルな場面にも使える。
金属が多ければ多いほどよし、な私のように、強めのデザインがお好みならトートバッグ「カバ」を。パッチワークで鳩目が施されている。
さて、これらがどこで手に入るかといえば、もちろんショップだ。4月20日に開業した「ギンザ シックス」には、もう行かれただろうか? この巨大商業施設の中で、中央通りに2220ピースものセラミックによるファサードを構えて存在感を放っているのが〈セリーヌ〉である。美濃地方の職人たちが、手仕事でひとつひとつを作り上げたのだという。
2層にわたるショップは、ラグジュアリーな天然素材とインダストリアルな建築素材が融合した空間。〈セリーヌ〉のショップではおなじみの、デンマーク人アーティストFOSによる什器やオブジェが置かれている。
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